Watts Culture for CALI WALK 
カリフォルニア州 南ロサンゼルスにある*Wattsの地域団体、WLCAC (ダブルエルシーエーシー) が“Watts Culture for CALI WALK” と題し、今回のCALI WALKのために、彼らの取り組みの中から”Mudtown Farms”と”Watts on Wheels” の二つのコンセプトで限定アイテムを販売。WLCACの活動の一つであるMudTown Farmsは、Wattsの住民に対して都市農業のトレーニングに参加してもらい、経済的かつ環境的に持続可能なキャリアを築く支援をしています。実践的なコースには、助成金付きの見習い制度、土地の利用権、文化的遺産、ビジネスネットワーク、農場計画、および社会的安全網のサポートが含まれています。また、食料の不安定性、食品の品質、および失業といった問題に取り組み、自身や家族、そしてコミュニティのために活動をしている団体です。ワッツには何世代にも渡り受け継がれる豊かな文化の歴史があります。私たちの過去には、ブラック、ラテン、アジアの遺産が深く根付いており、それがワッツを特別な場所にしています。1940年代以前には、日本人家族や農家がワッツ全体で砂糖の原料となるてんさいなどの作物を育てていました。実際、Mudtownファームの敷地もかつては日本人家族が所有しており、庭園として利用されていました。私たちはこのストーリーをできるだけ多くの人々に共有したいと思っています。カリフォルニアのブランドや文化を日本の人々に紹介したいというZOZOの思いから、スケート文化を共有し、Mudtownでかつて土を耕した日本人家族を記念するために、2種類のデザインを限定で作成しました。また、もう一つの活動である”Watts on Wheels”は、2006年、Spohn Ranch（スポーン・ランチ）とWLCACが協力して、Wattsの若者に安全なスケートボード場を提供するプロジェクト。このプロジェクトは、ロサンゼルスでのスケートボード人気に対応するユニークな環境を作り上げ、積み荷用地をコミュニティスケートスポットに変革しました。歴史的な壁画が背景となり、Wattsでのインスピレーションの源となっています。
Mudtown Farms TeeMudtown Farms Teeは、WLCACのコミュニティファームを記念してデザインされました。1965年に設立され、ワッツのコミュニティに根ざし、サウスセントラルの住民の生活の質を向上させることに尽力してきました。このTシャツの前面には、私たちの農場の名前とコミュニティセンターのアドレスが表示されています。Mudtown Farmsはリトル（リル）東京からワッツまで続くサウスセントラルアベニューに位置しています。日本人コミュニティと歴史的にブラックコミュニティであるワッツとのつながりは、シャツの背面に描かれています。私たちの農場の土地はかつて日本人家族が所有していたコミュニティガーデンでした。トマトの根は、ワッツの日本人とアフリカ系アメリカ人の農民の絡み合う歴史を表しており、私たちの共有の経験、レジリエンス*、連帯感を示し、コミュニティに新しい命をもたらしています。
レジリエンス*とは : 困難や逆境に直面したときに、それを乗り越えて回復する力や適応能力を指します。

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